ぼるお Works

ジュビロ磐田をメインとしたJリーグ考察、旅行記、Amazon購入品レビューなどなど。ゆるゆる雑記です。

ルヴァン杯 第3節 磐田vs甲府 レビュー

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今年初のホーム戦ナイトゲーム。カップ戦なので平日開催。

20℃前後と過ごしやすい気温でグループ首位の甲府を迎えました。

U-23代表監督の森保一監督が視察に訪れていたようです。

視察目的は磐田の小川航基・針谷岳晃・伊藤洋樹と甲府の森晃太。

ルヴァン杯は若手とサブ組がメインとなり、勝ち上がっていくにはチームとしての総合力がとても問われる、また若手に経験を積ませることのできる意味合いの強い公式戦です。

マイ・フェイバリット・プレイヤーの小川航基は1トップで先発出場。

 

大怪我から復帰、後半途中出場からの2G荒木大吾が文句なしMOM

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Good Pleyer:MF荒木大吾 MF山本康裕 DF小川大貴

 

■荒木大吾

ケガから復帰してこの日も後半64分から途中出場。投入直後はミスもちらほら見えるものの後半86分、角度の無い所からのスーパーミドルで同点弾。更に後半93分もクロスからのこぼれ球をスーパーボレーで大逆転のゲームを演出。攻撃的交代枠として最高の結果。

 

 

そりゃ解説も唸るわ。

 

 

山本康裕

今のジュビロ磐田の元祖ユーティリティプレイヤー山本康裕ボランチでプレイ。

伊藤洋樹のミスが目立つなか上手くバランサーとして中盤支配に貢献。

なにより1点目のシュートの上手さ。バックステップ踏みながらあの距離のミドル。しかも逆足。まさにゴラッソ。後半流れを変え始めるキッカケとなりました。

 

 

■小川大貴

ゲーム開始時は4バックの右SB。後半スタート時に3バックに変えたため右CB。ギレルメが交代したタイミングで左WBへと次々にポジションを変え90分通して攻守に貢献。

1番目立ったのは左WBに移った時でギレルメの裏を狙われていたスペース上手くカバーし甲府の攻撃をシャットアウト。後半82分甲府GKからのロングパス1本カウンターも劣勢なポジションにいながら見事な対人守備とスピードで防ぎ切り失点を防ぐ。この試合最大のピンチをクリーンに処理。

 

 

 

Bad Player:DF藤田義明 DF森下俊

 

藤田義明

甲府のテクニカルな動きのドリブラー森晃太の動きに付いていけず振り切られるシーン散見。味方DFとの連携不足も多くあったり不必要なスライディングもあったりと終始不安定。後半ほぼ磐田ペースになってからは持ち直したものの軽い守備は不安材料。

 

森下俊

CBの相方藤田義明との連携が上手く行かず、4バックながら裏を良く取られ何度もピンチを迎える。課題のフィードキックも精度が悪く今シーズン始まりパフォーマンスが未だ上がってきていない印象。

 

 

総評

前半はペースを握るものの甲府の引き気味な陣形を崩しきれず。逆に裏抜けから完全に崩されて失点。後半開始から4231から361へシフトし一気に攻撃が活性化。

2度追いつき、最後はATに逆転弾という生で見れて最高に興奮する試合となりました。

しっかりとターンオーバーで勝ち切れるというチームとしても最高の結果。

 

しかし磐田には3バックのがいいんでしょうね。去年やり続けたからだとは思いますが。

今シーズン後半が磐田ペースという試合が多い気がする。それだけ前半が良くない。

今年は例年以上に怪我に対してとてもとても敏感になる磐田だと思いますので、まずは長期離脱がこれ以上ないようにしてもらいつつ、勝ち点40からのトップ5入りを目指してもらいたいと思います。そして今週は静岡ダービー。しっかり勝ち点3を。

 

 

最後に甲府選手の話になりますが、FW森晃太選手DF今津佑太選手。いい選手ですね。

他所様のチームに獲られないことを祈っております。

 

第5節 磐田vs浦和 レビュー

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中断期間が開けて3/31(金)から再開したJ1リーグ

代表戦の2試合がパッとしなかっただけに

待ち望んでいたJリーグスキーの方も多かったのではないでしょうか。

そしてなによりこの試合から約1.5ヶ月でカップ戦含めて15連戦です。相当ハードなのはどこも同じですがその初戦で勝ち点3を取れる意味合いは非常に大きいです。

また移籍ウィンドウも3/31で締め切られ夏までは現存の戦力で戦います。

 

2Gの川又に文句なしのMOM。全員総じて非常に良い出来の試合。

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Good Pleyer:FW川又堅碁 MF宮崎智彦 GKカミンスキー

 

川又堅碁

遂に今季初得点を決め、85分には逆転の決勝点となる2点目をゲット。

ボランチやトップ下からの少々キツイパスが何度もありロストもありましたが、1点目のDF背後から一瞬で体を入れ替えてからの敢えての左足でニアを抜くビューティフルなゴールは今節DAZNベスト5ゴールに選出されました。

他にも惜しい枠内シュートもありようやく去年の躍動感のある滑らかな動き出しも見られこの試合は終始安定。やはり決める人が決めれば勝てる。

 

宮崎智彦

ギレルメが体調不調にて欠場したため、去年までスタメンを張っていた宮崎智彦が左WBの定位置で今季スタメン復帰。

先日のルヴァン札幌戦ではまだ本調子ではないミスも散見されたものの

高さスピードでビハインドを負いやすい選手ながら浦和の右サイドを見事にシャットアウト。

目立たなかったですがバランサーとしての仕事をとても高いクオリティで発揮し、

前半より後半(特に終盤)に行くほどディフェンスが安定していきました。

マルティノスがもし出ていたら…と思う部分ですが、小川大貴も控えていましたし結果交代なくこの日1番影で支えていたプレイヤーだと個人的に思います。

 

カミンスキー

西川とスーパーセーブ連発の好試合となり、お互いに判断を間違えていたら大量得点のゲームにもなりかねない内容でしたが相変わらずキャッチングの質が高い。

磐田の堅守を一番後ろから支え続けて4年目のカミンスキー。リーグトップクラスのセービンクはぜひ生で見ていただきたいぐらい魅力があります。欧州GKの素晴らしさ。

 

 

Bad Player:FW中野誠也

■中野誠也

後半21分in。後半39分outと懲罰とも戦術的とも取れるインアウトとなる。

途中から川又との2トップにフォーメーションを変えたのち2点目を取るわけですが、抜け出した決定的な2対2のシーンの際のプレーは中野のプレースタイルであれば強引に突き抜けるべきではあるし、川又のハットトリックをお膳立てしようとしたのであれば甘い考えだとも思えるし、本心は分かりません。

とはいえまだ実践不足感がまだ否めないので、もっと試合出て欲しいところですね。小川航基同様に期待しかされてませんので川又堅碁・小川航基・中野誠也の3枚看板でこの15連戦をターンオーバーで凌いでもらいたいところです。

 

全体的に見れば非常に内容の良い試合で、書いてませんがWボランチの田口・上原コンビの中盤からの攻守の連動。3バックながらCB高橋・新里の最前線までの攻撃参加などなど見どころは多かったです。

上原は驚異の走行距離13km越え。これはなかなか見ない数字。

それだけ走り回れるのは相手に取ったら嫌でしょうね。縦パスもガンガン出してくるし。やはり川辺という素晴らしい見本が目の前のいたのが大きいのでしょうか。

 

今週はルヴァン杯甲府戦が4日(水曜日)と、リーグ清水戦7日(土曜日)が両日ホーム戦と日にちにして一週間で3試合と大変ですが、しっかり余りまくってる有休を使いまして現地に向かわせていただきます。

 

第4節 広島vs磐田 レビュー

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インフルエンザが選手スタッフ含めなかなかの人数が感染してしまったようで

予想スタメンから大きく変更されたスタメン発表でスタートしました。

もう沈静化したと思ったら静岡県内はまだ「警報レベル」の模様でして

体調管理もプロの仕事とはいえこればっかりはしょうがないですね。

また翌日ですが中村俊輔のケガについて正式にリリースがありました。肉離れでの全治3週間のようです。中断期間あるのでチームのダメージは最小限ってところでしょうか。

https://twitter.com/Jubiloiwata_YFC/status/975555420528959488

 

 

クリーンシートに貢献。3年目に開花し始めた大南にMOM

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Good Pleyer:DF大南拓磨 DF大井健太郎 

 

◆大南拓磨

水曜日から中3日で急遽スタメン入りした大南拓磨。

試合前にU-21代表に追加ながら招集されたのはルヴァン杯でのパフォーマンスも少なからず影響したと思います。

この日も持ち前のスピードとスタミナで右サイドの攻撃をシャットアウトしてクリーンシート達成。バイタル付近でのスライディングタックルもバシっと決まり、果敢なオーバーラップからのクロスも可能性を感じたものが数本あり、3年目にしていよいよ才能が開花してくる予感ですね。

ってか、大南こんなに足速いの?

 

大井健太郎

90分崩れることなく最後まで対パトリックに奮闘。中央で仕事をさせず去年の仮をきっちり返すことに成功しクリーンシートに貢献。

守備に関して去年のような堅守が戻ってきてますね。このまま無失点続けてもらいたいところです。我慢が多い試合が続いてますがあとは前が点を取ってくれれば更に安定するんですが。

 

Bad Player:FW川又堅碁 DFギレルメ

 

 

川又堅碁

そろそろ点を決めたい。この試合はなかなかパスが来ずチャンスも少なかったんですが、ポストプレーすら安定せず前線の起点が作れないため周りのチャンスも減少中。

正直小川航基なり中野誠也のコンディションが万全であるならベンチになってもおかしくない程絶不調です。

 

■ギレルメ

まだムラがあるというか、敵陣でもう少しパスして欲しい。

川崎とか柏とか強いチームの助っ人外国人との違いはそこだと思ってます。

アダにも言えると思いますが周り活かすプレーがもう少しあればってよく思います。

 

 

正味な話後半セカンドボールもかなり拾えてたし、更に川辺を下がった辺りで勝機あり。と思ったんですがどうも攻撃がダメでした。

今季負け無し引き分けなしで公式戦5連勝の首位広島相手に、それもアウェイで勝ち点1は大事です。が、ちょっと川又の不調は深刻ですね。

今季最初の中断期間前に3戦連続無失点は本当に素晴らしいだけに、なんとかこのオフ期間に修正してもらいたい。

 

それにしてもアダ・・・恐らく全治3ヶ月~6ヶ月クラスのケガかと思われます。

水曜日までに公式発表あると思いますが磐田にとって4/1の浦和戦は俊輔含め飛車角落ち確定ですね。これをどう乗り切るか。頑張れ小川航基・中野誠也。

 


【公式】ハイライト:サンフレッチェ広島vsジュビロ磐田 明治安田生命J1リーグ 第4節 2018/3/18

 

ルヴァン杯 第2節 札幌vs磐田 レビュー

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前日に小川航基がベンチ入りの情報が出て、

迷いに迷ってスカパーオンデマンド加入してしまいました。

2年前までJリーグ観るのに使ってたのですが、やっぱ月2.980円って高い。

DAZN参入なければ普通に思えてたのかもしれませんけどドコモユーザーなので月980円で普段見てるわけで余計に割高感あります。

あわよくばと思ってAmazon FireTVと連動させてTVで観れるかな?と思って調べましたけど非対応でした。ですのでタブレットでの観戦でしたけど画質は以前と変わってない印象。可もなく不可もなく。やや遅延してるのも一緒。

来年こそDAZN様放送権取ってください。天皇杯ACLも。

 

中盤を支配したムサエフにMOM。山田・松本・大南の積極性も◎

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Good Pleyer:MFムサエフ MF山田大記 MF松本昌也 DF大南拓磨

 

◆ムサエフ

復調の兆しが見えてきたムサエフ。ようやく去年のようなコンディションになってきたのか、この試合でのインターセプトがガンガン決まりセカンドボールも多く拾えて試合中盤まで磐田が支配出来てました。惜しい強烈ミドルもあり、まもなく本調子でしょうか。

昨シーズンのこと考えたらムサエフもカップ戦で使えてるって凄い贅沢なんですよね。

やっぱ磐田というか361フォメのキーってWボランチなんだなぁと改めて感じました。

 

山田大記

シャドーの位置でいつも以上に積極的なプレーを見せ、相手DFのミスが多い中ガンガンプレスをかけていき吹かさずに何本も可能性を感じるシュートも打てて非常にクオリティの高いプレーを最後まで見せてくれました。

松浦へのピンポイントアーリークロス。ゴール前での良いポジショニング。この試合では非常に質が高かったです。ぜひこのプレーをリーグ戦でも。

 

松本昌也

この日は右ボランチに入った松本昌也

仕掛けもよく守備でもしっかりと止めきれる場面も多く、ムサエフと共に中盤を支配する原動力に。これまでと違い怖がらずに上がり、低いクロスを上げたことにより貴重な先制点をアシスト。一瞬でもあの推進力は相手に取って驚異であり今まで感じられなかった松本昌也の積極的プレーが勝ちに繋がりました。

左より右のがやりやすそうでしたね。この試合で色々感じ取りもっともっと伸びて欲しいです。

 

◆大南拓磨

なかなかカップ戦でしか見る機会がない選手だったのですが、この日はクリーンシートに貢献するスーパーディフェンスを連発。ATのカウンターは相手DFが追いつけないスピードでハーフウェイからPA前まで突入しサイドネット直撃のシュートを放つなど攻撃面でも印象に残りました。彼もまた未来の磐田DF陣も牽引してもらいたい選手ですし、パフォーマンスを安定させてアンダー代表へ早く返り咲いてもらいたい。

 

 

Bad Player:特になし

 

少し気になった部分はありましたけど、総じて「うーん」と思うようなプレーは見られませんでした。太田吉彰のポジションに次は藤川虎太朗を試してもらいたい。

 

札幌の自滅が多く決定機もたくさん外していたので助かりましたが全員ターンオーバーの中無失点でよく勝ってくれました。後半かなり押され続け高さとフィジカルにアドバンテージのある苦手札幌相手の勝利はまさに価値のある1勝。

大怪我組(小川航基・荒木大吾・山本康裕)も揃って試合に出れましたしコンディションを徐々に上げていって、4.5月の超過密日程をチーム一丸で乗り越えてもらいましょう。

 

気になる小川航基でしたが、やはりまだまだ動きが重くリーグではまだ早そうな印象だったのでこちらも試合感を戻してもらいたいところ。とはいえしっかりポストプレーする辺り雰囲気含めさすがというか、やっぱ凄い選手なんだなと。

サポーターが約10ヶ月待ち望んだ姿、今年はたくさん見れるといいですね!

第3節 磐田vsFC東京 レビュー(現地観戦)

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途中まで曇りがちでしたが、試合前に一気に晴れて素晴らしいコンディションでの現地観戦。

新加入の新里亮、21歳上原力也の今季リーグ初スタメン。

なによりヤマハでの今季初試合です。やっぱ俺らのホームはエコパでなくヤマハですわ。

ちなみに先行入場の抽選番号は1365番→539番(列形成後)

ゴール裏2Fに狙いを定めて、ほぼ真ん中当たりの席となりました。

 

 

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1G1A、ポスト直撃弾に守備も大奮闘のアダイウトンにMOM

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Good Pleyer:MFアダイウトン DF新里亮 DF高橋祥平

 

アダイウトン

 この試合のアダイウトンですが、同サイドのギレルメとのバランスを重視してかサイド張り付きがいつもより少なく中央寄りにポジショニングしてました。恐らくギレルメとのバランスと川又へのフォローを意識してだと思うのですが、これがまぁハマりまして・・・。DFが1.2枚いようがおかまいなく突っ込んで突破するのが持ち味ですが猪突猛進を半減させ、その分守備とパスをしっかりこなし、ギレルメの攻撃スペースを活かし、今まで足りなかったゴール前の人数を増やし、結果1G1A。

本当にバランス良かったです。イライラしてカードもらったルヴァン杯清水戦とは大違い。

文句なしで各媒体の今節ベスト11選出とベストゴールに選ばれていました。

この動きでコンスタントに動けたら相手は非常に嫌だと思います。まだまだパスの精度や視野の広さは伸びしろありそうですし、この先数試合は注目ですね。金髪も。

 

新里亮

リーグ初スタメンとは思えないぐらい強固な守りでクリーンシートに貢献しました。

先日も言いましたがこの日も空中戦めちゃめちゃ強かった。

Dオリヴェイラ前田遼一と高さのあるFWに十分対抗してました。

前評判で左ポジションは出来ない。と言われていた新里でしたけど普通にこなしてましたね。名波監督からは高橋祥平と左右のポジション替えてもいいと言われてたようですが、しっかり適応し結果高橋祥平を右CBに置く事で右サイドでの高いポゼッションを維持した事に繋がりました。

185cmで足速いDF。今年の磐田DF陣の重要なピースになりそう。

 

高橋祥平

やっぱ3バックの時の高橋祥平は脅威ですね。 

去年の6連勝していた時の平均ポジションとほぼ同じでした。とても3CBの一角とは思えない高いポジショニング。だからこそ56%と試合を支配出来たのだと思います。

いい攻撃はいい守備から。と磐田の中で一番体言してる選手じゃないでしょうか。

相変わらず安定したビルドアップでした。

 

 

Bad Player:FW川又堅碁 DF櫻内渚

 

川又堅碁

とにかく得点。それだけです。

2点は逃してました。決定機はあります。あと少しです。

 

櫻内渚

攻守にわたって最後までよく動いていましたが、クロスの質が本当に惜しい。

バランサーといえどあそこまで支配出来たゲームならもう少し良いパスを供給してもらいたかったです。

 

挙げてませんが、アシストと決めた俊輔の一瞬のタメからのクロスとか、田口・上原の動き回るWボランチの動き。1点もののシュートを片手で弾いたカミンスキーのスーパーセーブなど素晴らしいプレーはたくさんありますが、影のMOMは2点目の起点となる山田大記のふんわりクロスに競り勝った田口だと思います。あの滞空時間ヤバいでしょう・・・


【公式】ゴール動画:ムサエフ(磐田)89分 ジュビロ磐田vsFC東京 明治安田生命J1リーグ 第3節 2018/3/10

 

 

まもなく過密日程がスタートするので、取れるうちに勝ち点をガンガン取っておきたいところなのですが、ACL組がこぞって調子上げれずこの日程で実力差関係なく大混戦も十分に考えられるので、まずは明日のルヴァン杯でサブ組での勝利を、週末の首位広島撃破となれば一気に上位進出です。名波監督の川辺対策をどのようにするのか超わくわくします。

 

川辺は名波が育てた。

 

ルヴァン杯 第1節 清水vs磐田 レビュー(現地観戦)

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しっかりと体調を整え、今度こそ今季初のアウェイ試合参戦。

平日ナイターでかつカップ戦のため1日有休を使うのも忍びなかったので午前中だけ仕事して午後半休。自分のこのような趣味に理解ある職場でほんと助かってます。

ただ4.5月はさすがに調整難しいかもしれませんね。2ヶ月で15試合って。

 

 

 

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まずはアイスタまで足を運んだ磐田サポーターの皆様お疲れ様でした。

とにかくクッソ寒かった。風強すぎて。

IAIスタジアムは標高高めのところにあるスタジアムなので、冬ナイターの観戦はまったくもってオススメしません。翌日風邪もらってもいい方はぜひ。

 

ケガから復帰の小川大貴がMOM。新里亮の光る安定感。

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Good Pleyer:DF小川大貴 DF新里亮

 

◆小川大貴

元々彼の持ち味である対人での守備、攻撃参加のセンスは素晴らしいものがあり、2016年シーズン小林祐希が一気に代表入りまで駆け上がった際の好調ジュビロを支えてた右SBです。(一部メディアも注目していました)

その直後、右膝前十字靱帯+半月板損傷という全治6ヶ月の重傷を負ってしまい、昨シーズンも再発を恐れながらの少しずつ起用されていました。

SBながら斜めに切り込めるドリブルセンスは目を見張るものがあります。

ケガ明けとのことでしたが今週末のリーグ戦、FC東京との試合でも十分スタメン復帰ありえる内容でしたね。

なにより点が欲しい磐田には彼の攻撃は必要なはずです。ちなみにイケメン。

 

新里亮

昨年39失点と堅守を誇っていた甲府で33試合出場したディフェンダー

失点シーンも鄭大世ならでは…というか、清水の攻撃で決定的なシーンがその1つしかなくそれ以外はほぼ封じれた試合でしたのでなおさら動きが光って見えましたね。

個人的に気になったのは劣勢時の終盤パワープレイのシーン。

守備時も空中戦競り勝つ事多かったんですが、前線に張ったパワープレイのときでも強さが変わらず競り勝つシーンが多かったんです。あのようなプレイは確実に活きる機会が来ると思います。3バック時のスタメンであれば今日の試合での評価は結構上がるんじゃないかと思いました。

 

 

Bad Player:DF松本昌也

彼の魅力は左右関係なくプレイ出来るユーティリティ性(中盤全てとSBも出来る)だと思うんですが、それ故かどうしても全てが無難というか…怖さを感じません。

今日みたいに右利きで左SBって蹴り込むタイミングのこともあり難しいとは思うんですが、利き足に切り替える際にワンテンポ分遅れてしまって思い通りに蹴れなくなったり。いざ右で蹴ってもクロスの制度がイマイチ。ってことも多いです。

1番気になるのはパススピードの弱さ。味方にギリギリ通る強さで蹴るシーンが目につくんですが、弱いため相手もディフェンス動作が出来てしまい、結果チャンス潰しに繋がるケースが多々あります。

自滅を誘発してしまうイメージでしょうか。パッパッとパスを渡せれるともっと攻撃止まらず活性化しそうなのですが難しいです。相手に恐怖心を与えれるようになったら凄く面白そうな選手なんですが。

 

 

ちなみにこの試合で中野誠也と伊藤洋輝という非常にポテンシャルの高い2選手が磐田での公式戦デビューしました。

特に中野誠也に関しては、リーグ戦でも起用出来そうなぐらいケガの影響感じませんでした。今日みたいなゲームメイクが得意な選手がいない、しっかり出してくれるパサーがいないという中での1TOPは非常に難しいものがありましたが
これでようやく川又以外のFWにもメドが立ちました。FC東京戦でもベンチ濃厚でしょうか。

 

目に見える問題点はたくさんありますが

今がどん底の底の底です。無得点でかつ全て敗戦とこれ以下はない。

あとは上がるだけ。今週末のFC東京去年の9月から公式戦勝ちがありません。

お互い絶不調です、それだけにとても重要な試合。

元々雨予報でしたがここに来て晴れ予報に変わってました。たくさんのサポーターの後押しが必要です。ぜひ皆さんスタジアムに駆けつけて応援しましょう。

いい抽選番号引けるといいなーー!

 

 

 ※あくまで個人的な感想であり、全チーム・選手を中傷するものではありません。

第2節 名古屋vs磐田 レビュー(TV観戦)

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アウェイフリーゾーンのチケット2枚手配してたんですが、
どうにも偏頭痛が激しく、激混み予想が出てたため泣く泣く家で観戦してました。
調べたら41000人のキャパに38000人ぐらい入ったようですね。
行かなくてよかった。結果的にも。

 

ビッグセーブ連発のGK三浦龍輝がマンオブザマッチ

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Good Pleyer:GK三浦龍輝 MF田口泰士 

 

いやー三浦止めに止めてましたね!
守護神カミンスキーがかかと痛で欠場しJ1初スタメンを獲得。

フリーで打たれたジョーの叩きつけドンピシャヘッドをギリギリ弾いたり、青木・シャビエルの巻いてくるミドルもほぼ弾けてました。

特にジョーのシュートブロックはDAZNのベストセーブに選ばれてもおかしくないスーパーセーブ。やや正面とはいえしっかり外に弾けた技術はチームを救うビッグプレイ。

前半8分の失点を責めるのは酷ですしPA前ムサエフのクリアミスが味方DFに当たってしまい

いち早く反応したシャビエルに収まってしまう不運。

結果この1失点だっただけに、名古屋自慢の攻撃陣を1点だけに押さえたのは素晴らしかったです。

 

前半統括して出た名波監督の「シュートの意識が薄い」と言われ、後半前気味にポジションを押し上げてった田口も良く見えました。

現地はやはり大ブーイングだったそうですが、持ち味のミドルシュートとワンタッチパスの多さ、なにより回りをよく見ている印象です。

まだまともに見たのは2試合だけですが、ボランチよりトップ下かシャドーの方が合いそうな気が少しするんです。少なくとも彼が敵にいてプレイを見たら後ろより前にいた方が嫌です。

まだ連携面が上手く行ってないのも事実ですし、もう少し試合に出て絡んでもらいたいですね。

 

気になる山田大記の出来。より効果的なパス・ボール奪取が不可欠。

Bad Player:MF山田大記 MFムサエフ DF櫻内渚 DFギレルメ

 

山田ですが、どうにもこうにも消えてる時間が多い気が。

開幕戦ではボランチでスタメンでしたが前半からほぼ消えてしまいました。

この日も同様にボランチ→トップ下へポジションは変わっていましたが内容は変わらず、まずプレスの緩さがどうにも…

攻撃時もどこにいるかが分からない事も多く、守備時も中途半端なプレッシングで中盤で潰すこともなかなかできず。これではショートカウンターも決まらないわけですし、フリー気味でもらったゴール前のパスもDFに当ててしまう。相手にとって脅威ではないトップ下だったと思います。

 

 

続いてムサエフ。

コンディション不良なんですかね。去年のパフォーマンスにはまだ程遠いぐらい動きが重いです。失点の起点になってしまいましたが、しっかりリスク考えて蹴り出せてれば違ったとは思います。川辺に変わる新しいパートナーと早く合えばいいんですが・・・。

昨シーズンの終盤に組んでた上原力也とのコンビがまだマシかもしれませんが、

ムサエフout→上原inと2試合連続の交代になってるため、まだ実現せず。

 

 

続いて櫻内渚

昨シーズン、磐田の攻撃は3バックのフォーメーションで戦っており左はアダイウトン単機、真ん中は川又・俊輔・川辺のトライアングル、右は俊輔・渚・高橋のトライアングルという3方向どこからでも攻撃が出来ていたのですが、今年は川辺が抜け、中央の攻撃が連携不足もあり上手くいってません。

アダイウトン+ギレルメのコンビもまだイマイチ。となると右の攻撃になるのですが、そのためにはまずCB高橋の攻撃参加も必要であり、4バックだとそう簡単に上がれす。渚はゴリゴリ1人で切り裂くタイプのSBではないので、ワンツーなどで崩してからクロス上げてますが、その精度がまだ良くありません。

開幕は家長・車屋、2戦目は青木・秋山と厄介な相手ではありましたが・・・。

やや雑になりやすいのが渚の修正箇所なのかなと思います。

 

 

最後にギレルメ。

現状では完全に諸刃の剣状態

左SBで相手ゴール前中央付近まで攻撃してくる選手はJリーグにはなかなかいません。

その攻撃意識は非常に魅力ですが、いかんせんまだダメな守備意識。

よく狙われるし、自陣にいてもマークに付くのが遅めです。

クロスも得意とのことですが、名古屋戦では両サイドからのクロスはあまり見られなかったので今後どこまで脅威になるかは楽しみな部分です。

とはいえ後半57分のプレーは必見。

 

 

第2節を終えてジュビロ磐田は最下位。いまだ無得点です。

ここまでベンチにFW陣の控えが1人もいないのは去年と同じで苦しい状況ですが、間もなく小川航基と中野誠也の復帰が磐田には控えています。

小川はTMで普通に戦えるようになりましたし、中野も脱臼から復帰し全体練習にも合流しているという情報。

ただ小川航基は一部情報で膝に違和感が出て復帰予定のルヴァン杯が延期になったとか・・・

試合結果を受けて色んな意見が出て当然でしょうけど、自分は不満に思う試合だったりしたら遠慮なくブーイング賛成派なので、スタジアムでよくぶーぶー言ってます。

負けても「よくやった!」って拍手するのはちょっと違うかな。って意見です。

 

 

 

2度とJ2に降格してほしくありませんからね

 

 

※あくまで個人的な感想であり、全チーム・選手を中傷するものではありません。