ぼるお Works

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ルヴァン杯 第3節 磐田vs甲府 レビュー

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今年初のホーム戦ナイトゲーム。カップ戦なので平日開催。

20℃前後と過ごしやすい気温でグループ首位の甲府を迎えました。

U-23代表監督の森保一監督が視察に訪れていたようです。

視察目的は磐田の小川航基・針谷岳晃・伊藤洋樹と甲府の森晃太。

ルヴァン杯は若手とサブ組がメインとなり、勝ち上がっていくにはチームとしての総合力がとても問われる、また若手に経験を積ませることのできる意味合いの強い公式戦です。

マイ・フェイバリット・プレイヤーの小川航基は1トップで先発出場。

 

大怪我から復帰、後半途中出場からの2G荒木大吾が文句なしMOM

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Good Pleyer:MF荒木大吾 MF山本康裕 DF小川大貴

 

■荒木大吾

ケガから復帰してこの日も後半64分から途中出場。投入直後はミスもちらほら見えるものの後半86分、角度の無い所からのスーパーミドルで同点弾。更に後半93分もクロスからのこぼれ球をスーパーボレーで大逆転のゲームを演出。攻撃的交代枠として最高の結果。

 

 

そりゃ解説も唸るわ。

 

 

山本康裕

今のジュビロ磐田の元祖ユーティリティプレイヤー山本康裕ボランチでプレイ。

伊藤洋樹のミスが目立つなか上手くバランサーとして中盤支配に貢献。

なにより1点目のシュートの上手さ。バックステップ踏みながらあの距離のミドル。しかも逆足。まさにゴラッソ。後半流れを変え始めるキッカケとなりました。

 

 

■小川大貴

ゲーム開始時は4バックの右SB。後半スタート時に3バックに変えたため右CB。ギレルメが交代したタイミングで左WBへと次々にポジションを変え90分通して攻守に貢献。

1番目立ったのは左WBに移った時でギレルメの裏を狙われていたスペース上手くカバーし甲府の攻撃をシャットアウト。後半82分甲府GKからのロングパス1本カウンターも劣勢なポジションにいながら見事な対人守備とスピードで防ぎ切り失点を防ぐ。この試合最大のピンチをクリーンに処理。

 

 

 

Bad Player:DF藤田義明 DF森下俊

 

藤田義明

甲府のテクニカルな動きのドリブラー森晃太の動きに付いていけず振り切られるシーン散見。味方DFとの連携不足も多くあったり不必要なスライディングもあったりと終始不安定。後半ほぼ磐田ペースになってからは持ち直したものの軽い守備は不安材料。

 

森下俊

CBの相方藤田義明との連携が上手く行かず、4バックながら裏を良く取られ何度もピンチを迎える。課題のフィードキックも精度が悪く今シーズン始まりパフォーマンスが未だ上がってきていない印象。

 

 

総評

前半はペースを握るものの甲府の引き気味な陣形を崩しきれず。逆に裏抜けから完全に崩されて失点。後半開始から4231から361へシフトし一気に攻撃が活性化。

2度追いつき、最後はATに逆転弾という生で見れて最高に興奮する試合となりました。

しっかりとターンオーバーで勝ち切れるというチームとしても最高の結果。

 

しかし磐田には3バックのがいいんでしょうね。去年やり続けたからだとは思いますが。

今シーズン後半が磐田ペースという試合が多い気がする。それだけ前半が良くない。

今年は例年以上に怪我に対してとてもとても敏感になる磐田だと思いますので、まずは長期離脱がこれ以上ないようにしてもらいつつ、勝ち点40からのトップ5入りを目指してもらいたいと思います。そして今週は静岡ダービー。しっかり勝ち点3を。

 

 

最後に甲府選手の話になりますが、FW森晃太選手DF今津佑太選手。いい選手ですね。

他所様のチームに獲られないことを祈っております。